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Sunday, January 04, 2009

OPUS OF THE YEAR 2008 [bounce.com]

案外偏り、偏見が感じられなくて、
ニュートラルな、フラットなランキングかと思われ…。好きかも。

OPUS OF THE YEAR 2008
[bounce.com]



この時期、雑誌やネットでいろんなランキングを目にする訳ですが、
雑誌なんかだとどうしても政治的な匂いや、特異な独自性、奇をてらった感のあるもの、
個人のものだとどうしても偏りや、本人の趣味嗜好が多々反映されてくるわけで、
もちろんそれは見ていていろいろ面白いし楽しいからいいんだけれども。
例年見ていたbounce.comのランキングが、
案外、如実な感じ、幅広い指向性、ミーハーバランスなんかもすこぶる良かったので、
とりあえずピック記事をあげておくことにしまっす!!!!
結構あなどれないど真ん中っぽさが出ていて、興味深いんですけどいかがなもんでしょ♪

bounceが選ぶ、2008年の50枚
http://www.bounce.com/article/article.php/4874/ALL/
(詳細はリンク先で見てくだされ~) (最後のほうの総評が的を得ていて面白いよ)


掲載: 2008/12/25
ソース: 『bounce』誌 306号(2008/12/25)
文/bounce編集部





1.LIL WAYNE『Tha Carter III』Cash Money/Universal
  当然の結果でしょ、と思いつつも、いったいこの〈ヤング・マネー〉はいつの間にここまで絶大な称賛を受け止めるに足るだけのスキルとヤバい華を身に付けた のだろう?と思わされたりもして、3年前の前作『Tha Carter II』まではイロモノ扱いしていたメディアや同業者が慌ただしく手のひらを返す様子は痛快だったりもしたのだが、ウィージーの劇的かつ飛躍的な進化がそれ 以降に起こったことであるのもまた確かだったりするから厄介で、その3年の間に〈精力的〉という言葉すら生ぬるいと思えるほど、メシを食うようにラップを し、眠る時間以外は働きっぱなしでひたすら新曲をネットやミックステープにアップし続けてきたワーカホリック&自己研鑽&ラップ 愛&音楽愛がこの不思議な絶頂を生み出したのだとしたらこれほど美しい話もないけど、それでも生き急いだり死に急いだりしているようでもなく、貪 欲であることを肯定し、成功を素直に謳歌する陽性のヴァイタリティーが、イマっぽい魅力としてシーンをポジティヴに照らしているのには違いなく、彼の音楽 を共有している人は本当に史上最強のスーパー・エキセントリック・ロック・パーフェクトスター・アイコンの誕生をリアルタイムで体験しているのだ……っ て、もう『Tha Carter IV』が出来てるんだって!
(出嶌)






2.Perfume『GAME』徳間ジャパン
  注目度の急上昇と人気爆発ぶりという点では当然ながらNo.1に違いないトリオ。個々のキャラの魅力?とか素敵なステージング?とか下積み時代のストー リー?とかお人形に徹することの逆説的な素晴らしさ?とかこれぞ本当に正しいアイドルの在り方?とか、識者たちの分析ごっこを誘発しまくっているわけだけ ど、そういう物語を離れた部分でストレートにカッコ良くてカワイイ音楽が存在してくれることに至上の幸福を感じたいもんですわ。このアルバム以降も気合い の入った良曲を届けてくれているものの、サウンド的には微妙な転換を無意識に迫られているような気がして、逆にまた2009年の展開に注目せざるを得なく なってきた。
(出嶌)






3.KATY PERRY『One Of The Boys』Capitol
  軽快な“Hot N Cold”を聴いてアレ?と思ったら、プリンス“When You're Mine”のシンディ・ローパー版に似てるのだ。シンディといえば、ケイティを絶賛したマドンナと並ぶ80's MTVのヒロインだが、それを踏まえて全体を聴くと、何か昔のMTVっぽいというか、リヴァイヴァルが拾わない、より大衆的でコマーシャルな 80's~90's感をこのアルバムからは強く感じる。ソフィーB・ホーキンスとか初期のノー・ダウトとかね。過激リリック系にはピンとこないんだけど、 王道のポップスで埋め尽くされたアルバムは聴くほどに最高だし、その中身がいかにも古き良きアメリカ的なピンナップ・ガール風のジャケに着地するところも 素晴らしい。
(出嶌)






4.FLYING LOTUS『Los Angeles』Warp 
  プッシュしすぎ、だとは思わない。EPの時点でそのスジではけっこうな騒がれ方をしていたみたいだけど、まさかここまで良いアルバムとは……という大傑作 である。力強く打ち込まれる黒くてアトモスフェリックなビートに、聴こえない何かまで想像させるような抽象的な音色がサラサラと蠢き、頭脳的でありながら も恐ろしく肉体的なグルーヴが沸々とと息づいている。LAアンダーグラウンドの盛り上がりは内輪ノリがすぎたのか落ち着いてしまったけど、本物の素晴らし いアーティストをまたひとり紹介してくれたのだから、それでも良いか。とにかくこれは全員に聴いてほしいです。
(出嶌)




参考♪
OPUS OF THE YEAR 2007
bounceが選ぶ、2007年の50枚

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拾い読み♪拾い読み♪拾い読み♪
Sound of 2009 (FMusic)
「FMusic が注目する2009年期待のニュー・アーティストをご紹介!」って!!!!

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